優良企業を探せ その2
前回、優良企業を探せと題して分析を行いました。
しかし、よく考えると世の中の大半の人は株価が上がる優良企業を知りたいと考えるのが普通で、”日本には優良企業らしきものがあって株価も上がるようです。”チャンチャンでは何の役にも立たないことに気づいた。
なのでもう少し突っ込んで業績と株価の関係について検討。
いろいろ主要指標と株価の関係を見たところ、EPSと株価に相関がある様子。
調整後のEPSと2021年3月末の株価の相関図
外れ値を省いた散布図
業種単位でのEPSの分布(外れ値を除外)
業種単位で傾向が異なるため業種単位で単回帰分析を行う。
散布図をいくつか
業種単位の株価近似式(=予想株価価格)が出来たので前回の優良企業の現在株価と予想株価の価格比を追加。
判断材料の一つにはなりそうな感じ。
まだ買っても良い銘柄もある?
まとめ:ー
曲がりなりにも予想価格を計算出来たので、現行株価が予想価格に届いていない企業から、業績の良い企業を探した方がより大きなキャピタルゲインを得やすいはず。
ただし、”業績の良い企業=株価の上がる企業”ではないところをどう織り込んでいくかが課題か。
誰がが美人コンテストの優勝候補を当てることに例えたそうだが、まったくその通りだと思う。