GDPを眺める
以下の手順でやったみた。
1.データをR用に修正
e-statからデータをダウンロード。
日付と列名を変更し、データを扱いやすいようにしてRに取り込む。
最新の連続データとして手に入るのは1994年以降で高度成長期、バブル期は含まず。
これらの時代も時間があれば眺めて見たい。
自分が生きてきた高度成長期の最後のあたりからバブル期を数字で見るとどんな時代だったかを改めて振り返ることが出来るかも。(当時は何も考えずに日々これが当たり前と思い生活してた。)
バブル期までもが遠い昔になってしまったことを改めて感じる。
今の若い人と話が合わないことがあるのは当たり前か。
だって経験していないのでわかるはずがから。
話がそれましたが低成長期と言われる時代の始まりから現在に至るデータなので、現在と未来を俯瞰するにはちょうど良い区切りのように思われる。
2.可視化、esquissexパッケージを使ってみた
データには名目と実質、原と季節調整の種類がある。
長期トレンドを見るには実質季節調整のデータが良いと思われるので以降はこのデータで分析。
誰が作ったのかは知らないが、バイオリンプロットは思ったより全体の変化量をイメージしやすい。
政府支出の伸び率が個人消費やGDPの伸び率を上回っているのが感覚的に分かる。
もっと言うと前年比がマイナスになったことがない!!
一納税者としては”国債ばっか発行せずに、もっと頭使えよ。”と言いたい。一般企業であればすでに倒産か。
GDPと個人消費の下の涙のようのぶら下がりはリーマンショックとコロナ禍の影響。
esquissexの使い勝手はすごく良いです。コードをごりごり書かずにグラフの種類だけでなく、パラメータ変更もGUI上で出来るのがすごく便利。絶対お勧めです。
コード書くのはやっぱり面倒だ。書く時間があればデータを眺めていたい。
3.1次近似による主要指標の増減傾向を見る
増加傾向:個人消費、政府支出、民間設備投資
減少傾向:民間住宅、公的資本投資
合計すると日本のGDPはまだ増加傾向。
民間住宅がコンスタントに減少してるのは人口が減っているからか?
公的資本投資も減少傾向ですがここ数年は横ばい。
東日本大震災+オリンピック?この内容も気になるところ。
4.次にやること
大きくGDPが下がったリーマンショックとコロナ禍に何がどうなったを見てみる。
あとは公的資本投資の横ばいの原因を探る。
■お世話になりました。